監督コラム 〜法日交流戦を終えて〜 2025年5月22日
1,656。
日本大学とのオープン戦における来場者数(両校合算)だ。
昨秋のリーグ戦における平均入場者数が約700人であると云えばこの数字のインパクトが伝わるだろうか。
もちろん「日本大学の復活」というサブタイトル効果を無視することはできないが、それを差し引いてもこの試合に向けた集客活動、試合運営を担った学生スタッフによる素晴らしい成果であったことに変わりはない。
法政フットボールを構築する上で欠かせないのが“フラット”な人間関係である。
コーチや選手、学生スタッフといった立場や学年に関係なく、全ての部員は「フットボール先生」に学ぶ生徒であるという考え方であり文化である。
更に解釈を進めれば、全ての部員がそれぞれの立場において役割を認識し、精一杯の力を発揮した先にチームが掲げる大きな目標の達成があるということだ。
その観点で云えば、この試合において集客活動を担った学生スタッフは素晴らしい力を発揮した。
一方で選手らは力を発揮できたのだろうか。
力を発揮できた選手もいたが、力を発揮できなかった選手が多かったというのが実態であろう。
0-41というのは、力を発揮できなかった選手の多さが点差として表現されたものだ。
今春はコーチの体制変更に加えて出場選手も変更が多く、経験を積むことを目的に10試合という例年よりも多くの試合を組んだ。
コンディショニング、戦術面での準備を考えるとタフであることが予想できたが、それでも秋本番に向けて多くの挑戦をしようと決めた。
そして5試合が終わった。
もちろん負けて良い試合は無い。
ただ我々はまだまだ未熟であり、負けなければ分からないことが沢山あるのも事実だ。
我々は秋シーズンを見据えて活動をしていることを忘れてはならない。
大切なのは勝敗や点差ではなく、挑戦した対価を得られているのか、目標とそれに向けた行動に向き合えたかどうかだ。
来たるべき時に力を発揮するためには、今本当に向き合うべきポイントを間違ってはならない。
無制限の成長を掲げる我々にとって、上手くいっていないことは寧ろ伸びしろなのだ。
ここからが春の後半戦だ。顔を上げて歩みを進めよう。
次節は5/25(日)13:30- 法政グラウンドに桜美林大学を迎えます。
引き続き温かいご声援をお願い申し上げます。

